経年劣化防火水槽補修工法

最新補修工法

現状布設されているコンクリート製貯水槽の状況、周辺環境に応じて工法が選べます。

H型フレーム工法(漏水防止・耐震強化)

地表部掘削が不可能な場合、既設マンホールより部材を搬入

H型鋼による3次元方向への骨組みにより、コンクリート壁の崩壊を抑制。伸縮支柱によりコンクリート水槽特有の支柱、壁、ハンチ等の構造や劣化による凹凸等、複雑な形状にも確実に接地。分割部材でマンホールからの搬入が可能。

  • 耐用年数:20年程度
  • 標準工期:10〜15日程度
  • 調査・設計費用が必要

タンク・イン・タンク工法(既設水槽内に新設水槽設置)

地表部掘削が可能で長期交通規制が可能な場合

劣化した既設水槽の中に新設水槽を設置することで、新設同様の耐久性能を有する工法。既設水槽の周辺環境により地表部の掘削面積を検討の上、工事可能。他の補強工法に比べ、設置後のメンテナンス性も高い。

 

  • 耐用年数:50年程度
  • 標準工期:20日程度
  • 調査・設計費用が必要

 

・弊社開発タンク・イン・タンク工法が「月刊消防」の表紙にて紹介!!

東京法令出版(株)発行「月刊消防」2019年4月号

 

コーティング

コンクリート内部の劣化に状況により、必要に応じてコーティング処理が求められます。

エポキシコーティング (劣化抑制・内面防食)

最も一般的な水道施設用コーティング

水道施設などへの使用において最も採用実績の多い塗装で、無溶剤形のエポキシ樹脂を使用する事によりコンクリートの表面に対して良好な接着性を示す。変形追従性は無いものの、耐酸性・耐アルカリ性に対しては良好である。

  • 耐用年数:10年程度
  • 標準工期:8〜10日

ウレタンコーティング (漏水防止・内面防食)

追従性が高い、より強固なコーティング

ウレタン樹脂の特徴である伸びやすさ、柔軟性をもち、コンクリートのクラックに追従しやすく、優れた防食性能を発揮。無溶剤形塗料で、硬化後の塗膜は耐酸性等の耐薬品性に優れている。また、従来のエポキシ樹脂に比べ短期間での施行が可能。

  • 耐用年数:10〜20年程度
  • 標準工期:8〜10日

充填埋没

撤去や補修工法が不可能な場合、安全を最優先に考えるなら、充填埋没をお奨めします。

L&F工法(埋没による廃棄)

老朽化が激しい既設水槽を残し、危険な空洞を充填。軽く強度がある充填剤は複雑な形状にも対応。


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