製品・技術PRODUCTS
水道管直結有圧式非常用貯水槽 (集合住宅・医療機関等)
集合住宅・医療機関・介護施設・学校・ホテル等多くの人が使用する施設に新鮮・安全な上水道を確保出来ます。
※一人3リットルを3日間:9リットル 10トン=1000人分確保
水道法に適合し、日本水道協会の認証を受けたのは本製品(10トン=10,000m³)が初めてです。 耐圧:水道管内圧力1.75Mpa対応 循環:水道水が槽内に滞留しない仕組み
耐震:東日本大震災クラスに対応 法定メンテナンス不要※但し槽内に入り点検出来る仕組みを採用
近年、水道行政は、より安全な水を供給する為、受水槽給水方式から直結給水方式への変更を推奨しています。
直結方式メリット:水質が衛生的・受水槽が無くなった地上スペースの活用・美観向上・受水槽の維持費が不要
受水槽方式メリット:断水時のリザーブタンクとなる
市民の意識:飲料水に安全性を求めている。限られた土地を有効利用したい。災害時の水を確保したい。
上記の背景のもと、両方式のメリットを併せ持つ製品の開発に着手しました。
尚且つ、東日本大震災の際に、地上にある受水槽の破断が見受けられたため、災害時に確実に利用できる優れた耐震性を持つ製品としました。
弊社は、公共水道管路網で使用する非常用応急給水槽を製造し全国に設置しており、その技術をベースに取り組みました。
民間施設内の給水管に設置する給水装置は、水道法への適合が条件となり、マンション建設関係者だけでなく、今まで製品を納入した各行政の意見を参考にし、日本水道協会との協議を重ね製品の開発に努めました。
大規模災害に対して、「公助」から「共助・自助」への展開が地域防災の大きな流れとなっています。マンション・公営住宅・病院・介護施設・学校・ホテル・工場・物流施設等、多くの人が居住又は滞在する施設での利用が見込まれます。
新設のみでなく、老朽化したマンションや公営住宅に設置し、防災力を向上する事が可能です。
特に人工透析を行っている病院では大量の水を使用する為、需要が見込まれております。
この技術を使用した派生製品として、容量の大きな製品を製造することも可能です。
既に引合を頂いており、防災先進の街『静岡発』の製品が全国で利用されていくことが期待できます。